おとなの予防接種について

おとなの予防接種のイメージ写真

おとなの方の予防接種は内科一般診療時間内で接種させて頂きます。
渡航ワクチンについては原則14時~16時の予防接種枠で接種させて頂きます。
取り寄せが必要なものもあるためお電話(077-548-6655)にて予約ください。
ワクチンはご予約時に納入しますので、キャンセルはご遠慮ください。取り寄せが必要なワクチンをキャンセルされた場合は、原則キャンセル料(100%の料金)を頂きます。ご注意ください。
接種当日はマイナ保険証(資格確認書)と接種券(定期接種の方)が必要です。
事前に予診票の記入をして頂くと接種がスムーズです。

当院で実施しているおもな予防接種

高齢者肺炎球菌ワクチン

肺炎は高齢者や持病のある方がインフルエンザや風邪をこじらせて、細菌が肺に侵入して生じることが多いです。
その原因菌として一番多いのが肺炎球菌です。
肺炎球菌ワクチンは高齢者の肺炎予防に最も有効な手段と考えられています。

2026年4月以降の主要な肺炎球菌ワクチンはプレベナー20(PCV20)、キャップバックス(PCV21)の2つになります。
いずれのワクチンも結合型ワクチンです。肺炎球菌の莢膜と呼ばれる多糖類に対して、キャリア蛋白を結合して抗原としたワクチンで、T細胞というリンパ球の活性化がおこり、メモリーB細胞を誘導できます。このメモリーB細胞に肺炎球菌の一部を覚えさせておくことで、いざ肺炎球菌に感染したときに迅速に対応できるようになります。いずれのワクチンも免疫を長いこと覚えさせておくことが可能なワクチンとなっています。
2025年度まで定期接種で使用されていたニューモバックスと違い、1回の接種で免疫が持続し肺炎予防効果があります。

プレベナー20とキャップバックスの比較

プレベナー20(PCV20) キャップバックス(PCV21)
カバーする血清型の数 20(多くをカバーするが一部カバー外あり) 21(近年増えている型も含む)
効果の持続 一生、再接種は原則不要 一生、再接種は原則不要
65歳以上の重症肺炎カバー率 約50~60% 約80%
特徴 2026年4月から公費対象
実績は豊富
公費対象ではない
成人の肺炎の最新の流行をとらえ守備範囲が広い
自費価格(税込) 12,000円 15,000円
定期接種価格 3,600円(草津市)
5,500円(大津市)
なし
予診票(自費接種用) ダウンロード ダウンロード

2026年4月以降に定期接種の対象になる方は、公費で接種費用がお安くなるためプレベナー20を選ばれるとよいかと思います。過去にニューモバックスを接種し、5年以上経過しそろそろ肺炎球菌ワクチンを接種したい、と考えておられる方は、キャップバックスを選択されるとよいのではないかと思います。

プレベナー20の定期接種について

過去に任意接種を含めて一度も高齢者の肺炎球菌感染症ワクチンを接種していない、下記に該当する方
① 65歳以上の人
② 接種当日に60歳以上65歳未満で、心臓、腎もしくは呼吸器機能に自己の身辺の日常生活行動が極度に制限される程度の障害を有する人、など
定期接種対象の方には市町村から接種券が届きます。
詳細は草津市のホームページをご覧下さい。

高齢者の定期の予防接種について(帯状疱疹・肺炎球菌・インフルエンザ・新型コロナ)

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹は、50歳以上であればワクチン接種によって予防することができます。帯状疱疹予防ワクチンには2種類あります。1つめは小児に使用する水痘ワクチンと同じである弱毒化生ワクチン、もう1つが帯状疱疹を予防するために独自に開発されたサブユニットワクチンであるシングリックスです。
定期接種の対象外の方は自費ですが、令和7年4月から帯状疱疹ワクチンが定期接種となりました。

定期接種対象者
  1. 令和7年度内に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳以上となる人
  2. 接種当日に60歳以上65歳未満で、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する人

定期接種対象の方には市町村から接種券が届きます。
詳細は草津市のホームページをご覧下さい。

高齢者の定期の予防接種について(帯状疱疹・肺炎球菌・インフルエンザ・新型コロナ)

  水痘ワクチン シングリックス
ワクチンの種類 生ワクチン 不活化ワクチン
接種回数 1回 2回(2か月あける)
発症予防効果 50~60% 90%以上
効果持続期間 5年程度 少なくとも9年
自費価格(税込) 8,000円 1回24,000円
(2回で48,000円)
定期接種価格(草津市) 2,500円 1回6,500円
(2回で13,000円)
定期接種価格(大津市) 4,300円 1回10,900円
(2回で21,800円)
長所 料金が安い
副反応は少ない
発症予防効果が高い
効果の持続期間が長い
免疫が低下している方も接種できる
短所 効果の持続期間が短い
免疫が低下している方は接種できない
副反応はシングリックスより少ない
料金が高い
副反応は水痘ワクチンより多い。
(発熱2割程度、疲労4割程度、頭痛3割程度)
予診票(自費接種用) ダウンロード ダウンロード

シングリックスは非常に強い帯状疱疹予防効果がありますが、高価です。
また重篤な副反応はまれですが、発熱や全身倦怠感などの副反応は水痘ワクチンより多いです。
多少の副反応は我慢するから、とにかく帯状疱疹を予防したいという方はシングリックス、効果は弱くなってもいいので少ない副反応で安価で予防したいという方は水痘ワクチンになるかと思います。

風疹ワクチン

風疹は、成人がかかると症状が重くなることがあります。また、妊娠初期の妊婦さんに感染させてしまうと、生まれてくる赤ちゃんの目や耳、心臓に障害が起きることがあります。公的に予防接種が行われていなかった昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までに生まれた男性を対象に「第5期風疹定期接種」が行われており、公費で風疹抗体検査やワクチン接種が行われています。対象の方にはクーポン券が届くので検査を受けましょう。

第5期風疹定期接種の他にも、草津市・大津市等では妊娠を希望される女性やその家族を対象にした風疹抗体検査や風疹ワクチン接種の助成があります。
下記ホームページなどをご確認ください。

滋賀県(風疹抗体検査について)
草津市(おとなの風しん予防接種費用の助成制度(令和5年4月1日以降に予防接種を受けられた方)
大津市(風しん予防接種の費用助成について)

RSウイルス母子免疫ワクチン

RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染による急性の呼吸器感染症で、年齢を問わず何度も感染を繰り返しますが、初回感染時には、より重症化しやすいといわれており、特に生後6か月以内に感染した場合には、細気管支炎や肺炎など重症化することがあります。
 国の審議会において令和8年4月1日より定期接種化が承認されたRSウイルス母子免疫ワクチンとは、妊婦が接種すると、母体内で作られた抗体が胎盤を通じて胎児に移行し、生まれた乳児が出生時からRSウイルス感染症に対する予防効果を得ることができるワクチンです。
 生まれてくるお子さんのRSウイルス感染症の重症化を予防するため、ワクチンの接種をぜひ御検討ください。

使用するワクチン:ファイザー社製の組換えRSウイルス母子免疫ワクチン(アブリスボ筋注用)
対象者:接種当日に妊娠28週0日から36週6日までの妊婦
注記:妊娠毎に1回の接種(今回の妊娠期間中に既に接種された方は対象外)
費用:無料(全額公費負担)

新型コロナワクチン

準備中

インフルエンザワクチン

準備中

自費での予防接種価格一覧

おたふく 5,000円
子宮頸がん(シルガード9) 31,000円
肺炎球菌(キャップバックス) 15,000円
肺炎球菌(プレベナー20) 12,000円
帯状疱疹(シングリックス) 24,000円
アレックスビー(高齢者向けRSウイルスワクチン) 28,000円
RSウイルスワクチン(アブリスボ) 30,000円
帯状疱疹(水痘) 8,000円
麻疹・風疹ワクチン 10,000円
麻疹ワクチン 6,000円
風疹ワクチン 6,500円
A型肝炎 17,000円
B型肝炎 5,000円
二種混合 6,000円
三種混合 10,000円
五種混合 22,000円
BCG 8,000円
腸チフス(タイフィム ブイアイ) 11,000円
ダニ媒介性脳炎(タイコバック) 15,500円
破傷風 3,500円
狂犬病 17,000円
ポリオ 11,000円
日本脳炎 7,500円
髄膜炎菌 26,000円
インフルエンザワクチン 4,000円

すべて税込価格でございます。